便秘解消のお茶で便が出なくなる

お茶を飲んで便秘を解消させていると、いつかは自力での排便が困難になります。便秘に効くというお茶にはたいてい下剤の成分が入っているものです。配合されている下剤成分としてはセンナかキャンドルブッシュが現在の主流だと思います。

センナの危険性はあなたも十分にご存じだと思います。センナはかなりきつい下剤成分であり、腸が弱い人が飲むとたいていは下痢をします。また、たった一度飲んだだけで3日くらいひどい下痢に悩まされることも珍しくありません。

こういった下剤の成分は便秘を体質的に改善させるものではなく、その場の便を出すという対症療法に似た性質のものです。普通の薬にも副作用があるように、下剤成分にも副作用はあります。

そして、センナが危険だということが認識されてきたため、最近では便秘茶に配合される下剤成分がキャンドルブッシュに変わってきていると思います。キャンドルブッシュは天然の成分なので安全、といったキャッチコピーが多いと思います。

しかしキャンドルブッシュも実質的にはセンナと変わらない下剤成分であり、センナと同様の副作用を持ちます。センナやキャンドルブッシュといった下剤成分の副作用とは、長期間飲み続けるほど自力での排便が困難になっていく、というものです。

キャンドルブッシュにはアントラキノン系成分が含まれていて、この成分はごく普通の下剤に配合されている成分そのものです。多量摂取で肝障害が懸念されることは隅に置いといて、自力での排便が困難になっていく理由を書いてみます。

キャンドルブッシュを飲み続けると大腸内にメラニン色素が付着して黒くなっていきますが、この症状を大腸メラノーシスと言います。大腸メラノーシスを患うとまず下剤が効きにくくなります。飲み続ける期間が長いほど大腸が黒く染まっていき、飲み続ければ飲み続けるほどますます下剤の効きが悪くなっていきます。

もちろん下剤の効きが悪くなるだけではなく、自力での排便も困難になっていきます。便秘解消に効くと思って飲んでいた便秘茶が、ますます便秘を悪化させていたというわけです。