食事制限しながら便秘を解消する方法

食事制限をすると便秘になるのが悩みだという人も多いと思います。食事制限を開始してはみたけれど、体重は変わらないし便秘になるしどうしようもない・・・

便秘の原因に対処することにより、食事制限をしながら便秘を解消させる方法について解説します。

まず、便秘の原因の1つは食事量が減るからです。やはり食事は便の材料なので、食事制限で食べる量を減らせば便秘になるのは自然なことです。

これに対処するには、食べる量を減らさずに食事制限をすることです。言い換えれば食べる量は減らさずに摂取カロリーを減らすことで食事制限を行うわけです。そしてこれは食事制限中に食べられないことで起こるストレスを防止する対策にもなります。

具体的な方法は、食事量を減らしながら低カロリーのものを好きなだけ食べるというものです。例えばご飯やおかずを食べる量を減らしながら、キャベツなどの野菜は食べ放題にするような方法です。

あるいは野菜食べ放題の水炊きにして、具を白身魚や豆腐、エノキ、シイタケなどにし、白菜や他の葉物野菜を食べ放題にするという方法です。

これだと便の材料である食物繊維をたっぷり摂取しながらカロリー制限ができるので、食事制限で食べる量を減らした時に起こる便秘にはならないでしょう。

それから、便秘の他の原因としては腸内環境の悪化です。腸内善玉菌が減り、腸内悪玉菌が増えてくると腸の動きが鈍ります。便を押し出せないのでこれが便秘につながるのです。

腸内環境を改善させるには食物繊維を多量に食べること、またはオリゴ糖を摂取することです。オリゴ糖は腸内善玉菌にとって直接エサとなるので、腸内善玉菌を爆発的に増やす効果を得られます。

さらに便秘を解消させるのに効果的な方法としては、1日に水をたくさん飲むこと、適度に運動をすること、朝食を食べて腸の蠕動運動を促すことなどが挙げられます。

とにかく、今までは便秘でなかったのが食事制限をし始めてから便秘気味になってしまったのなら、その便秘の原因は食べる量が減ったからです。

このような食事制限をした時に特有の便秘に対しては、とにかく野菜を食べ放題にしてたくさん食べるようにしてください。

意外と知られていない便秘の原因はストレスです。ストレスを感じると腸内環境が悪化するからです。

このストレスを原因とする便秘は上に書いた腸内環境悪化による便秘と重なる部分がありますので、ストレスを解消させるとともにオリゴ糖を摂取することも効果的です。