オリゴ糖で一番便秘に効く種類は?

一番便秘に効くオリゴ糖の種類について解説します。便秘の原因も様々あるため、オリゴ糖の摂取だけで便秘が改善されるとは限りません。しかし、腸内環境の悪化が今回の便秘の原因であった場合、オリゴ糖の摂取が便秘解消には効果的です。

なお、一番便秘に効くオリゴ糖の種類について解説する前に、便秘の原因について一通り以下に列挙しておきます。


1.排便を我慢する習慣で排便が起こりにくくなった。
2.ダイエットなどで食べる量が減ったため便が出ない。
3.水分の摂取量が少ないため便が硬い。
4.食物繊維の摂取量が足りていないので便が出にくい。
5.不規則な生活や朝食を食べていないこと。
6.腸内環境が悪化しているので便が停滞している。
7.運動不足や腹筋力の低下で腸の働きが鈍い。
8.ストレスが原因で痙攣性便秘を引き起こしている。
9.睡眠不足が原因。
10.下剤や浣腸、便秘茶の使用が習慣になっている。
11.病気が原因で便秘を引き起こしている。

詳しい便秘の原因についての解説は「便秘の原因から便秘の解消法を決める」参照。


オリゴ糖の便秘解消効果を決める要素は、まずオリゴ糖の種類が難消化性のものであるかどうかです。オリゴ糖は難消化性のものほど整腸作用が強く、便秘解消効果も大きくなります。難消化性のオリゴ糖ほど低カロリーだという特徴があります。

オリゴ糖は本来糖質の一種なので1g当たり4kcalのカロリーを持っているはずですが、人の体では消化されにくい糖質という性質のため、消化されにくい分だけカロリーが減ります。

人の体で半分が消化吸収されて半分が消化吸収されないオリゴ糖のカロリーは2kcalになります。消化吸収される2kcal分は健康に対する効果はありませんが、残りの消化吸収されない部分である2kcal分が整腸作用や便秘解消効果を発揮します。

以下に代表的なオリゴ糖の1g当たりのカロリーを記載します。

・フラクトオリゴ糖…2kcal
・ガラクトオリゴ糖…2kcal
・乳果オリゴ糖…2kcal
・ラフィノース…2kcal
・キシロオリゴ糖…2kcal
・イソマルトオリゴ糖…3kcal
・大豆オリゴ糖…3kcal
・パラチノース…4kcal

1g当たりのカロリーが低いものほど整腸作用が強いため、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース、キシロオリゴ糖は一番便秘に効くオリゴ糖の種類と言えます。

イソマルトオリゴ糖と大豆オリゴ糖は少し効果が劣り、パラチノースは便秘解消効果に関して砂糖とあまり違いがないと言えるでしょう。

オリゴ糖を選ぶ際にさらに重要な点が一つあります。それは「オリゴ糖」と書かれた製品でも、味やコストの調整などでオリゴ糖以外の糖類を混ぜてある場合があることです。オリゴ糖の部分だけに整腸作用があるのは言うまでもありません。