脂肪吸引で細くなるのは痩せた人?太った人?

脂肪吸引は痩せた人でも細くなれるのでしょうか。それとも太った人しか結果が出にくいのでしょうか。

太っているから脂肪吸引を検討しているという人ばかりではなく、痩せ気味ではあるけどお尻や太もも、ふくらはぎなど部分的な太さが気にいらない・・・。このように考えている人は多いはずです。

この疑問について解説します。

太った人の方が細くなりやすい

脂肪吸引は脂肪が多い太った人が受けた方が細くなりやすいです。なぜなら、脂肪吸引は皮下脂肪を吸引して取り除く施術です。痩せ気味の人は皮下に脂肪が少ないため、施術を受けても細くなりにくいのです。

実際に脂肪吸引を受けたけど細くならなかった人はかなり多いです。もちろん医師の技術レベルにも左右されますが、皮下脂肪が少ない人に対する脂肪吸引はそもそも難しい施術だと言えます。

脂肪吸引後には皮膚がひきつれを起こすこともありますので、痩せ気味で脂肪吸引の効果が出にくい人はやめた方が賢明な場合も多いと思います。

お尻や太もも、ふくらはぎを部分痩せするには?

お尻の大きさ、太ももやふくらはぎの太さが気になる場合、脂肪吸引をせずにこれらの部位を部分痩せする方法はあるのでしょうか。

まず、太って体脂肪が付く時には体全体に平均的に付くようになっているので、ダイエットでお尻の脂肪だけ減らす、太ももやふくらはぎの脂肪だけ減らすということはできません。

どうしても部分的な脂肪を取り除きたい場合は脂肪吸引のような人工的な方法しかありません。

ただ、体が太く見えるのは脂肪が付いているという理由だけでなく、筋肉が付いていないから引き締まって見えない、という理由もあります。

痩せ気味の人はある程度脂肪が少ないので、今やるべきダイエットは細くしたい部分に筋肉を付けることです。

お尻を小さく見せたい場合、お尻の筋肉を集中的に使うエクササイズをするか、筋トレをするなどすれば引き締まって小尻になれるはずです。

また、太ももやふくらはぎを細くしたい場合もエクササイズや筋トレが1つの方法になるし、ウォーキングをして足の筋肉を使うことも1つの方法です。

もちろん痩せ気味ではない人、言い換えれば脂肪が付いていることが原因でお尻や太もも、ふくらはぎが太く見える場合、まずは食事制限をして脂肪を取り除くことが先決です。

引き締まった筋肉の上に脂肪が乗っかった状態だと、どれだけ筋肉を鍛えても意味がないからです。