足のむくみを翌朝解消させる簡単な方法

翌朝までに足のむくみを簡単に解消させる方法があれば…。朝起きて立ち仕事などを一日続けると、どうしても足のむくみが気になってきます。家に帰ってお風呂に入ってマッサージで足のむくみを解消させようとするのが一般的ではないでしょうか。

でも、足のマッサージもけっこう面倒なものです。翌朝に足がむくんだ状態のままだと嫌なので、面倒なのを我慢して足にマッサージをしているのが現実だと思います。もし寝るだけで足のむくみを解消させる方法があればこんな苦労はしなくてもよいと思います。

実際のところ、寝るだけで足のむくみを解消させる簡単な方法があります。この簡単な方法を解説する前に、なぜ足がむくみやすいのかを書いてみます。

まず、足にむくみが発生しやすい原因は、体の中で足が下の方に位置するからです。足がむくむ原因の1つはリンパ液が足に停滞することですが、リンパ液の流れは重力の影響を受けやすいため下半身はむくみやすいのです。

むくみの原因であるリンパ液は心臓くらいの位置で静脈に回収されます。静脈にスムーズに回収されればむくみが発生することはないのですが、リンパ液を流すしくみには心臓のようなポンプ機能がないため、心臓くらいの高さまで押し上げようとする力が弱いのです。

押し上げが弱いうえに重力で下に押し戻そうとされるため、下半身にはリンパ液が停滞しやすくなります。

リンパ液を流そうとして足にマッサージをしたとしても、リンパ液が流れているリンパ管の位置を正確に知らないのでうまく流せるものではありません。しかも、手でマッサージしてちょっと流そうとしても、結局重力で下に押し戻されてしまうので効果は限りなくないに等しいです。

先ほどから下半身にリンパ液が滞る理由が体の中の下の方に位置するからだと書いていますが、体の中で足を高い位置に持って来ればリンパ液がスムーズに静脈へと回収されてむくみが簡単に解消されるわけです。

そのようなわけで、足のむくみを解消させたければクッションなどの上に足を置いて全身より足を高くし、朝までぐっすりと寝てみましょう。翌朝には足のむくみが解消されているはずです。